こんにちは院長の星山です。
今日はほしやま鍼灸院で行っている逆子の治療についてのお話です。
妊娠28週を過ぎ逆子と診断されたら、不安になってネットで色々検索される方も多いと思います。
実は逆子は何もしなくても治る事が結構あります。
しかし、週数が経つにつれ赤ちゃんが大きくなっていくため、子宮の中で回りにくくなり自然に治る確率はどんどん下がっていきます。
ですので、ほしやま鍼灸院では逆子とわかった時点で早めに治療を行う事をおすすめしております。
逆子のままだと
・帝王切開になる(帝王切開自体は悪い出産ではありません)
・早期破水が起きやすくなる
・破水したときに胎児より先にへその緒がでてしまい、酸素の供給がなくなってしまう
・次回出産も帝王切開になる
など様々なリスクがあります。
その為に逆子では早めの38週頃に予定帝王切開が行われるのです。
ネットでは、足の小指の至陰というツボにお灸をすると逆子が治りやすいなどの記事を見かけますが、
実はそれだけだと逆子が治るのは少ないように思います。
当院では、カウンセリングや腹部の触診で子宮の状態や胎向を確認してから適切なツボに適切な刺激量の治療を行います。
具体的には母体や胎児の状態によって治療方法は変わるのですが、いずれも刺さない鍼や熱くないお灸など、体に優しい治療を手首や足に行います。
治療頻度は妊娠週数によって異なりますが、概ね週2,3回で治療の平均回数は2.4回程となっております。
(1回の治療で治る方も多くおられます)
ほしやま鍼灸院の逆子改善率は約91.6%です(2021年現在)
逆子治療をしても改善せず、残念ながら帝王切開になってしまう方も少しですがおられます。
大切なことは逆子とわかった時点で出来るだけ早く治療を始める事だと思います。
まずはお問い合わせだけでも構いませんので是非早めにご相談下さい。