知ってますか?実は妊娠中に避けたい食べ物

妊娠中に注意して欲しい食べ物

マタニティケアの患者様から「妊娠中食べてはいけない物はありますか?」という質問をよくいただきます。通院されている産科の先生によって多少変わるので担当の先生に最終的に確認して欲しい物もありますが、特に気を付けて欲しいものと、実はこんなものも避けて欲しいというものをまとめてみました。
妊娠中、つわりが落ち着き食欲が出てくると食べたい物がたくさん出てくる妊婦さんがほとんどなので、内容と食事量に気をつけながらマタニティライフを楽しんでいただきたいです。

妊娠中はNGの食べ物

生肉
生肉(レアステーキ、ローストビーフ、生ハム)にはリステリア菌やサルモネラ菌のリスクがありますので妊娠中には控えてください。
妊娠中はリステリア症になるリスクが20倍ほど増加すると言われております。

刺身
生魚を食べると腸炎ビブリオやノロウイルスに感染する可能性があり、下痢や嘔吐による脱水症になる可能性があります。

生卵

日本の卵は殺菌、洗浄が義務付けられている為サルモネラ菌による食中毒の可能性は極めて低いとされていますが、妊娠中は免疫力が下がっている為避けるか加熱するようにしてください。

アルコール

妊娠中の飲酒は胎児の低体重や脳障害のリスクがあります。
1日のアルコール摂取量が15ml未満なら影響は少ないと言われておりますが、一切飲まないに越したことはありません。

ナチュラルチーズ
 
非加熱のナチュラルチーズにはリステリア菌 トキソプラズマのリスクがあります。
日本産の牛乳には殺菌義務があるため、リスクは下がりますが、プロセスチーズや加熱したものを食べるようにして下さい。生クリームは食べても大丈夫ですが、脂肪分が多い為、量は控えてください。

量に気を付けて頂きたいもの

水銀を多く含む魚
妊娠中(特に胎盤が完成する16週以降)は胎児の水銀中毒の影響がある為マグロなどの大型の魚は食べる量に気を付けてください。週に切り身で50~100g以内が目安です。
イワシやサバなどの小型魚を食べるようにして下さい。
水銀は胎盤を通過する為、胎盤が出来上がっていない妊娠初期はお母さんの尿から排泄される為、食べる量に気をつければほとんど心配は入りませんが、量は控えるようにして下さい。

カフェイン ほうじ茶ウーロン茶

実は日本では妊娠中のカフェインの摂取量の上限は明確に定められておりません。しかし妊娠中のカフェインの摂取は赤ちゃんの低体重につながる可能性がある為、1日にコーヒーで300cc程度に収めてください。

ハーブ類

ハーブ類の一部には子宮収縮作用がある為、摂取は控えるようにして下さい。
どれも通常の食品として摂取する量であれば問題無いとされていますが、大量に摂取すると胎児への影響が否定できません。
また妊娠中はカフェインがNGな為、ノンカフェインのハーブティーを飲まれる方もおられますが、控えて頂いたほうが安心です。

生野菜
妊娠中、生野菜を食べること自体に問題はありませんが、サラダとして生野菜を食べる際はリステリア食中毒の危険性がある為、流水でよく洗うようにして下さい。

ビタミンA

妊娠中のビタミンAの過剰摂取は先天異常の可能性がある為、毎日ウナギやレバーを食べる事は控えてください。

葉酸サプリなどに含まれるビタミンA

上記のビタミンAは食事からの摂取を気を付けていても、葉酸サプリなどに含まれていることがある為、サプリの摂取量にも注意してください。一日1500μgREを越えないようにして下さい。
にんじんやカボチャに含まれるβカロテンはビタミンAに変換されますが、体内で必要量だけ変換される為食べても問題ありません。

昆布(ヨウ素)
昆布に含まれるヨウ素を摂取しすぎると赤ちゃんの甲状腺機能が低下する可能性があります。昆布だしを取っている方は味噌汁で1日1杯程度にして下さい。

ひじき(ヒ素)
ひじきにはヒ素が含まれている為、週に小鉢1杯程度にして下さい。

その他に気を付けて欲しい事

トキソプラズマ症の予防の為、飼いネコは外に出さないようにしましょう。
またガーデニングでの土いじりでもリスクがある為、土いじりの後はよく手を洗ってください。

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